ロルカム販売中止はいつから?終了したのは4mgの1050錠包装だけ

ロルカム錠が販売中止になったと聞き、今後も処方してもらえるのか不安になっていませんか?
結論|ロルカム錠2mg・4mgがすべて販売中止になったわけではありません。
販売終了となったのは、ロルカム錠4mgのPTP1050錠包装です。2026年10月時点では、2mgのPTP100錠と、4mgのPTP100錠・1000錠が大正製薬の製品情報に掲載されています。
1050錠包装は2025年10月に出荷終了予定と案内されましたが、公式資料には詳しい販売終了理由まで記載されていません。劇症肝炎などの副作用情報と、一部包装の販売終了理由を同じものとして扱わないことが重要です。
情報確認日:2026年10月5日。処方薬の中止・変更・市販薬との併用は自己判断せず、医師・薬剤師の指示を優先してください。
ロルカムの販売中止は一部包装だけ

4mgのPTP1050錠包装は2025年10月に出荷終了予定
大正製薬が2025年8月に公開した供給案内では、ロルカム錠4mgのPTP1050錠包装について「販売中止(出荷終了予定 2025年10月)」と記載されています。
これは、医療機関や調剤薬局向けの大容量包装の終了です。ロルカム錠4mgという薬そのものが、すべてなくなったという意味ではありません。
2mg100錠・4mg100錠と1000錠は公式掲載中
| 規格 | 2026年10月時点の確認結果 |
|---|---|
| ロルカム錠2mg PTP100錠 | 大正製薬の製品情報に掲載 |
| ロルカム錠4mg PTP100錠 | 大正製薬の製品情報に掲載 |
| ロルカム錠4mg PTP1000錠 | 大正製薬の製品情報に掲載 |
| ロルカム錠4mg PTP1050錠 | 2025年10月に出荷終了予定と案内 |
PMDAにも、ロルカム錠2mg・4mgの現行電子添文が掲載されています。商品名の一部だけで判断せず、規格と包装まで確認してください。
詳しい包装終了理由は公表を確認できない
2025年の供給案内では、4mgの100錠・1000錠について需要増加に伴う限定出荷が案内され、1050錠包装と2mgは当時通常出荷とされていました。そのうえで1050錠包装には販売中止予定の注記があります。
この資料から確認できるのは、供給状況と終了対象までです。販売終了の詳しい理由を、安全性問題、需要低下、採算性などと断定することはできません。
ロルカムの基本情報と安全上の注意
ロルノキシカムを含む医療用の鎮痛薬
ロルカム錠は、ロルノキシカムを有効成分とする非ステロイド性消炎・鎮痛剤です。
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎の消炎・鎮痛や、手術後・外傷後・抜歯後の炎症と痛みに使われます。
服用方法は治療目的で異なる
慢性疾患に使う場合と、手術後・外傷後・抜歯後に使う場合では、電子添文上の用法・用量が異なります。処方された回数や錠数を、別の症状へそのまま流用しないでください。
電子添文では、ほかの消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましいとされています。市販の鎮痛薬を追加する前にも、医師・薬剤師へ確認が必要です。
重い副作用を疑う症状は早めに相談
重大な副作用として、消化性潰瘍や胃腸出血、ショック・アナフィラキシー、重い皮膚障害、急性腎障害、劇症肝炎・肝機能障害、心筋梗塞・脳血管障害などが記載されています。
- 吐血、黒い便、強い腹痛
- 息苦しさ、全身のじんましん、顔や喉のはれ
- 皮膚や白目が黄色い、強いだるさ
- 尿量の減少、むくみ
- 広範囲の発疹、水ぶくれ、口や目の粘膜の異常
上記のような異常がある場合は、記事内の情報だけで判断せず、速やかに医療機関へ連絡してください。
薬局でロルカムが見つからないとき

規格と包装を分けて在庫を確認
薬袋やお薬手帳で、ロルカム錠2mgか4mgかを確認してください。薬局へ問い合わせるときは、規格に加えて処方日と必要な錠数を伝えると確認が進みやすくなります。
- 現在庫と次回入荷の予定
- 系列店や近隣薬局からの取り寄せ可否
- 同じ有効成分の別製品を調剤できるか
- 処方元への疑義照会や処方変更が必要か
別のNSAIDsへの変更は医師・薬剤師が判断
ロキソプロフェン、セレコキシブ、イブプロフェンなどもNSAIDsですが、効能、用量、持病や併用薬との相性は同じではありません。
「同じ鎮痛薬だから」と手元の薬へ切り替えたり、市販薬を追加したりせず、処方した医師と調剤した薬剤師へ相談してください。
市販鎮痛薬の関連記事も商品ごとに確認
セデスやナロンエースは市販の鎮痛薬ですが、ロルカムの同一品・後継品ではありません。購入を検討する場合は、成分と使用上の注意を商品ごとに確認してください。


市販ロキソプロフェンは直接の代替品ではない

市販で購入できてもロルカムとは別成分
ロキソプロフェン錠「クニヒロ」12錠は、市販で購入できる第1類医薬品です。ロルカムの有効成分はロルノキシカムであり、同じNSAIDsに分類されても別の薬です。
一時的な頭痛・歯痛・腰痛などに市販薬を検討する場合の選択肢にはなりますが、ロルカムで治療している病気の代わりとして自己判断で使うことはできません。
ロルカムと市販鎮痛薬を自己判断で併用しない
ロルカム服用中にロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリンなどを追加すると、副作用リスクが高まる可能性があります。
かぜ薬や頭痛薬にも鎮痛成分が入っている場合があります。購入時は薬剤師へ、ロルカムを服用中であることと、ほかの薬・サプリメントを伝えてください。
市販薬より受診を優先したい場合
- ロルカムを継続処方されている
- 痛みが強い、急に悪化した、長く続いている
- 胃潰瘍、腎臓病、肝臓病、心臓病、高血圧などがある
- 妊娠中・妊娠の可能性がある
- 抗凝固薬、抗血小板薬、利尿薬などを使用している
該当する場合や判断に迷う場合は、市販薬で様子を見る前に医師・薬剤師へ相談してください。
まとめ|終了した包装と継続中の包装を区別
- 終了したのはロルカム錠4mgのPTP1050錠包装
- 2mgの100錠、4mgの100錠・1000錠は2026年10月時点で公式掲載中
- 1050錠包装の詳しい販売終了理由は公式資料では確認できない
- 副作用情報と一部包装の終了理由は分けて考える
- 薬局にない場合は規格・包装・在庫を確認し、変更は医師・薬剤師へ相談する
- 市販ロキソプロフェンは直接の代替品ではなく、自己判断で併用しない
「ロルカムが販売中止」という情報を見たときは、薬全体の終了なのか、一部包装の終了なのかを確認してください。現在服用中の方は、残薬がなくなる前に受診先と調剤薬局へ相談しておくと安心です。
公式確認先:大正製薬|ロルカム錠2mg・4mg / 大正製薬|各種コード・包装情報 / 2025年8月の供給案内PDF / PMDA|ロルカム錠2mg・4mg
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] […]
[…] […]