はじめに、以前の記事で一部誤情報が記載がありましたので、訂正致しました。
大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
「ヘモポリゾン軟膏が販売中止になる」という情報がネット上で流れていますが、結論から言うと、これは誤報(または他剤との混同)です。
現在もヘモポリゾン軟膏は製造・販売されており、2025年に入ってからもメーカーによる包装変更などの更新が行われています。なぜ誤解が生まれたのか、万が一薬局で手に入らない場合はどうすべきか、現役の情報を整理して解説します。
1. なぜ「販売中止」という誤情報が流れたのか?
インターネット上で「2025年1月に販売中止」と語られている情報の多くは、同じメーカー(ジェイドルフ製薬)が製造する別の薬「ネリザ軟膏」のニュースと混同されています。
事実関係の整理
- ネリザ軟膏: 添加剤の調達困難により、2025年1月に販売中止が発表され、11月には経過措置(使用期限のカウントダウン)に移行しました。
- ヘモポリゾン軟膏: 2025年1月20日、メーカーより**「包装変更(デザインリニューアル)」が案内されており、むしろ販売を継続するための更新が行われています。**
注意: 一部のブログで「満足度92%」といった具体的な数値が掲載されていますが、これらは公的な根拠のないAI生成データの可能性が高いため、鵜呑みにしないようご注意ください。
2. ヘモポリゾン軟膏の供給状況と入手方法
ヘモポリゾン軟膏は、痔の治療でよく使われる「強力ポステリザン軟膏」のジェネリック医薬品(後発品)です。
現在のステータス
- 製造: 継続中
- 入手経路: 医師の処方箋が必要
- 供給: 業界全体の供給不安定により、一時的に在庫が薄くなる「出荷調整」がかかる場合はありますが、製品自体が廃止されたわけではありません。
3. ヘモポリゾン軟膏が手に入らない時の「正しい代替薬」
もしお近くの薬局で在庫が切れていたとしても、治療を止める必要はありません。以下の代替案を薬剤師に相談してください。
① 先発品への変更(最も確実)
- 強力ポステリザン軟膏ヘモポリゾンの元となった先発品です。主成分(大腸菌死菌浮遊液・ヒドロコルチゾン)が全く同じであるため、効果や安全性のデータが最も豊富で安心です。
② 他の成分の処方薬
症状に合わせて医師が判断しますが、以下が候補になります。
- プロクトセディル軟膏
- ネリプロクト軟膏
③ 市販薬で代用する場合(受診できない時)
ドラッグストアで購入可能な、成分の近い市販薬です。
- プリザエース注入軟膏: ヘモポリゾンと同じ系統のステロイド成分が含まれています。
- ボラギノールA軟膏: 痔の炎症を抑える標準的な市販薬です。
4. 安心して治療を継続するために
痔の治療において、自己判断で薬を中止したり、出所不明なネット情報を信じたりすることは避けてください。
- お薬手帳を活用する: 薬局で「ヘモポリゾンがなければ強力ポステリザンに変更可能か」を確認してもらいましょう。
- 最新情報を確認する: 2025年現在、ヘモポリゾンは販売継続中です。もし「中止」と説明された場合は、それは「その薬局での採用中止」か、前述の「ネリザ軟膏」との取り違えである可能性が高いです。
まとめ
ヘモポリゾン軟膏は、2025年現在も販売されている現役の治療薬です。
ネット上の「販売中止」という情報は誤りですので、どうぞ安心してお使いください。


目次

コメント
コメント一覧 (3件)
[…] […]
[…] […]
[…] […]