シャウエッセンは6本から5本?1本何g・実質値上げは何%?

シャウエッセンが一律で「6本から5本へ変わる」とは、日本ハム公式から発表されていません。公式に決まっているのは、主力の2束商品が117g×2パックから107g×2パックへ減り、1本当たりの重量は増えることです。
FNNは、従来6本だったパックが5本になるケースが想定されると報じています。仮に旧商品が6本、新商品が5本なら、単純計算で1本約19.5gから約21.4gへ大きくなります。一方、商品全体は234gから214gへ約8.5%減り、参考小売価格702円が同じなら、100g当たり単価は約300円から約328円へ約9.3%上がります。
情報確認:2026年10月7日。本数と1本重量の計算は、報道された「6本から5本になるケース」を基にした目安で、全パック共通の公式規格ではありません。出典:日本ハム公式リリース/FNNプライムオンライン
シャウエッセンは6本から5本?公式は固定本数を発表していない
日本ハムが公式に発表した変更点は、次の2点です。
- 1パックの内容量を117gから107gへ変更する
- 1本当たりの重量を増やし、肉感と食べ応えを高める
公式の商品概要には内容量と価格が記載されていますが、「今後は必ず5本入り」とは書かれていません。
一方、FNNは、1本を大きくすることで「パックが6本入りから5本入りになるケースが想定される」と報じています。したがって、正確な理解は次のとおりです。
- 誤解しやすい表現:全国の商品が必ず6本から5本になる
- 現時点で確認できる表現:1本が大きくなるため、5本入りになるケースが想定される
店頭で実際の本数を確認する場合も、本数だけで新旧を判断せず、パッケージの内容量表示が117gか107gかを確認するのが確実です。

何が変わった?117gから107g、価格は702円のまま
主力の2束商品は、2026年10月1日納品分から順次、新しい規格へ切り替わっています。
| 比較項目 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 1パック | 117g | 107g |
| 2パック合計 | 234g | 214g |
| 参考小売価格 | 702円(税込) | 702円(税込) |
1パックでは10g減、2パック商品全体では20g減です。総重量の減少率は約8.5%になります。
実際の販売価格はスーパーやセールによって異なりますが、同じ店頭価格で比べる限り、量当たりでは実質値上げです。
1本は何gになる?6本・5本なら約19.5gから21.4g
日本ハムは「1本当たりの重量を増やした」と説明していますが、旧商品・新商品の正確な平均重量は公表していません。
そこで、報道された「旧商品6本・新商品5本のケース」で単純計算すると、次のようになります。
- 旧商品:117g ÷ 6本 = 1本約19.5g
- 新商品:107g ÷ 5本 = 1本約21.4g
- 差:1本約1.9g増、約9.7%大型化
これは本数を6本・5本と仮定した計算です。すべてのパックで同じ本数・同じ重量になることを示す公式値ではありません。
ただ、パック全体は10g減っても、1本が以前より大きくなるという今回の変更を理解する目安にはなります。

実質値上げは何%?100g当たり約300円から328円
参考小売価格702円を基に、2パック商品の100g当たり価格を計算します。
- 変更前:702円 ÷ 234g × 100 = 約300円/100g
- 変更後:702円 ÷ 214g × 100 = 約328円/100g
100g当たりでは約28円上がり、上昇率は約9.3%です。
「内容量は約8.5%減なのに、単価は約9.3%上がる」のは、減った後の214gを基準に単価を比べるためです。
店頭の実売価格が702円とは限らないため、買い物時は次の式で比較できます。
店頭価格 ÷ 内容量 × 100 = 100g当たり価格
旧商品と新商品が同時に並んでいた場合は、本数ではなく「税込価格」と「117g/107g」の両方を確認すると比較しやすくなります。

広告はなぜ炎上?正直な告知と受け止め方に差
今回の規格変更では、日本ハムが「正直に伝えます。シャウエッセンの内容量が減ります」「時代に負けてたまるか。」などのコピーを使い、新聞・屋外広告・公式SNSで大きく告知しました。
反応が分かれた理由は、主に次の3点です。
総量が減るのに「進化」を前面へ出した
日本ハムは、1本を大きくして肉感・張り・食べ応えを高めた点を訴えました。一方、消費者が支払う価格は同じで総量は減るため、「値上げを前向きなリニューアルとして見せている」と受け取った人もいました。
「時代に負けてたまるか」の相手が分かりにくかった
企業としては、原材料・包装資材・物流・エネルギーコストが上がる中でも、おいしさを維持する姿勢を表した言葉です。
しかし、購入量が減る消費者から見ると、「負担を受けるのは買う側ではないか」と感じられ、コピーと現実がかみ合わないという反応につながりました。
一方で、隠さず伝えた姿勢を評価する声もある
内容量変更を目立たない形で進めるのではなく、広告で明確に伝えた点を評価する意見もあります。
そのため、今回の反応は単純な「全員が批判」ではありません。透明性を評価する声と、広告表現に違和感を持つ声が同時に出たと見るのが正確です。
広告と反応の参考:日本ハムの広告発表/All Aboutニュース/広告表現の分析
なぜ内容量を減らした?原材料・物流・エネルギーコスト
日本ハムは、原材料価格、包装資材、物流、エネルギーなどのコスト上昇を背景として説明しています。
価格自体を上げずに内容量を減らしたため、ニュースでは「実質値上げ」と表現されています。シャウエッセンの内容量変更は、2022年10月以来4年ぶりです。
今回の変更は、単に同じ大きさのウインナーを1本抜くという説明ではありません。商品全体の量を減らす一方、1本を大きくし、商品設計も変えています。
味・食感はどう変わる?従業員75人の比較結果
日本ハムは、従業員75人を対象に従来品とリニューアル品のブラインド比較を実施しています。
- 新商品の方が「張り」がよい:72%
- 新商品の方が「パリッ!!と感」がよい:65%
- 新商品の方が「満足感」がよい:61%
75人中56人では、新商品の方が1本を食べ終えるまでの時間が長く、平均咀嚼時間は従来品より5.45秒長くなりました。
ただし、調査対象は日本ハムの従業員です。商品設計の違いを確認する参考データとして見つつ、一般消費者全体の評価と同じだとは断定しない方がよいでしょう。
新旧の見分け方は?117gと107gを確認
2026年10月1日納品分から順次切り替えられているため、流通在庫の状況によっては旧商品と新商品が一時的に店頭で並ぶ可能性があります。
- 旧商品:117g×2束
- 新商品:107g×2束
価格やパッケージの印象だけで判断せず、裏面・表面の内容量表示を確認してください。
家族で「1人2本ずつ」のように本数で分けていた場合は、新商品が5本入りのパックだと分け方が変わります。一方、1本は大きくなるため、以前と同じ本数を食べる必要があるかは実際のサイズと満足感で判断できます。
まとめ|5本固定ではないが、総量は減って単価は上がる
- 日本ハム公式は「すべて6本から5本」とは発表していない
- 報道では、6本入りから5本入りになるケースが想定されている
- 内容量は117g×2から107g×2へ変更
- 2パック合計は234gから214gへ約8.5%減
- 参考小売価格702円は据え置き
- 100g当たり価格は約300円から328円へ約9.3%上昇
- 6本・5本で計算すると1本約19.5gから21.4gへ大きくなる
- 店頭では内容量表示で新旧を見分ける
「1本が大きくなった」という改良と、「商品全体の量が減った」という実質値上げは、どちらも事実です。本数だけで判断せず、内容量・価格・実際の食べ応えを分けて確認するのがよいでしょう。
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